左京区の一乗寺は、平安時代に存在した「一乗寺」が地名の由来です。

一条天皇の中宮・藤原彰子が創建したとされる一乗寺。中心伽藍は残されていないものの、周辺からは多くの石仏が発掘されたり、一乗寺の名残りと思われるお堂が建っていたりします。

一乗寺釈迦堂町にある、藪里(やぶさと)釈迦堂もその一つです。
周辺住民の方々が管理しているらしく、比較的新しいきれいなお堂です。
奉納画には、一乗寺の当時の様子が描かれているのでしょうか。
こちらは、釈迦如来御詠歌。大正時代のもののようです。

釈迦堂は、住宅街の中にひっそりと存在しています。
お堂の向かいには砂場のようなスペースがあり、白砂がきれいに整えられ、ベンチも置かれていました。かつての一乗寺を静かに偲ぶことのできるスポットでした。

薮里釈迦堂の場所
京都市左京区一乗寺釈迦堂町10