2026年1月28日から2月1日にかけて、福岡市にある西鉄ホールで舞台「飛龍伝2026」が上演されました。
福岡出身で数々の有名俳優を鍛え上げた演出家、つかこうへいの戯曲「飛龍伝」。
それを福岡で活躍する若手俳優の八坂桜子さんが中心となり、多数の俳優が出演して2026年の現代に甦らせました。
主演の八坂さんを始め、出演した俳優の数は20名以上。

物語は日米安全保障条約が締結されようとしている時代。それを阻止しようと学生運動が盛んに行われていました。
そこに八坂さん演じる主人公・神林美智子が学生運動の中心に祭り上げられ数奇な運命に飲み込まれていくといった内容です。
マシンガンのように次から次へと繰り出されるセリフの数々。
俳優の喉が潰れるのではないかと心配になるほどの叫びと長台詞。
そして人間の醜悪さと温かさを描き出したストーリー。

ものすごくテンポが早い作品で、はじめは戸惑いがありました。
しかし次第に俳優たちから、自分の殻を打ち破ろうとしているようなとてつもないエネルギーを感じ物語に引き込まれていきました。

終演後に行われたトークイベントで、今後もつか作品の魅力を伝えていきたいと語った八坂さん。
彼女をはじめ若い俳優たちの挑戦を今後も見守っていきたいと期待できるエネルギーに溢れた舞台観劇でした。