今回の紀州かつらぎ熱中小学校は、かつらぎ町天野にある「地域コミュニティセンターゆずり葉」の3階を借りて授業が行なわれているという事で、年末の大掃除から…。
合わせて駐車場を開放して頂いている、八幡神社のゴミ拾いや落ち葉集めも行なわれました。
その中で私に割り当てられたのは、落ち葉を燃やす為の焚き火の火起こしと焼き芋を焼く担当…。
キャンプで慣れているという事で、甘く見ていたんですけど、焼き芋を焼くとなると火加減が難しかったです。
最終的には何とか食べられる焼き芋になってくれたのでギリギリセーフ?でした。
アルミ箔が薄いところから火が中の濡らした新聞紙に燃え移って焦げてしまったのもありました…。
駐車場の掃除と教室の掃除が終わってから、みんなで焼き芋とぜんざいとみかんを頂きました。
そして今月の授業の1限目は和歌山県森林インストラクター協会会長の岡田さんの「和歌山の林業」についての授業。
私は岡田さんが主催している「和歌山森つくり塾」の11期生なので、今回の授業内容はほぼ以前に習った内容。
紀州木の国という事で山が多いですが、いろんな事情で手入れされていない山が多いのが現状。
90分で全てを話せる理由もなく、全体的な事をなぞって終了となりました。
森つくり塾は現在18期生が活躍中で、月1回の座学と月1回の実習で1年間学んでいます。
ノコギリとナタ、チェーンソーや薪割り、炭焼き体験山菜やキノコ料理まで多彩なラインナップで学べます。
毎年10月から新期生が始まるので、興味のある方は9月くらいに「和歌山森つくり塾」で検索してみて下さい。
上の写真は2時限目担当の鈴木 寛さん。
天下の東大教授様という事で、どんな人かと興味津々でした。
先ずは本人の経歴から現在取り組んでいる内容の説明に…。
テレビコマーシャルで目にして気になっていた、N高?やZEN大学に携わっているとか、島根県萩市の萩熱中小学校の校長されているとか、松下村塾に影響されて東京で「すずかん塾」という私塾を開いて有名人を排出している等想像以上の活躍をされている方でした。
今回の授業では「最悪の天野と最善の天野」という事で、これからの天野地域について最悪と最善について語り合うという内容でした。
6班に別れて、それぞれの班単位で最悪の未来最善の未来について話しあって表にまとめて発表しました。
時間の関係で最善の天野について各班の意見を発表していったんですけど、最終の6班なのでほぼ目新しい意見が残っていない状態でした。
最善の天野地域は、若い人口が増え、交通インフラや商業施設や学校や医療が充実する。
それでも美しい自然が残って、美味しい食べ物が採れる。
いっぱいの観光客が訪れるという場所が最善の天野地域という結果となりました。
この結果を受けて、この先どうすれば最善の天野地域に近づいていけるかを話し合うのが良いのでしょうが、今回は最善の天野地域を模索して終了…。
ここから先は地域の人と熱中小学校の人との交流で最善の天野地域に近づく方法を模索していければ良いんですけどねぇ。
この考え方は地域のみならず、自分自身の将来について、最悪の自分と最善の自分を考えて最善の自分に近づくには何をすべきか?
と考えながら、最初の写真に写した大っきなお月さまにあることを誓ったのでありました。












