「今日はきれいな景色が見たいな」 と思ったときに、ふらっと訪れたくなる絶景スポットがあります。
札幌から約1時間のドライブで到着するのはオロロンライン沿いにある道の駅、石狩市厚田区にある「あいろーど厚田」です。
ガラス張りの3階建てが目印!
海沿いの国道231号線(通称:オロロンライン)に立つ、ガラス張りのモダンな建物。 全国的にも珍しい3階建ての道の駅です。 
この道の駅の最大の魅力はなんといっても日本海を一望できる、その圧倒的なロケーション! 夕日を眺めるために設計されたような、特別な空間が広がっていました。
息をのむ絶景!夕日のための「特等席」
ワクワクしながら、エレベーターで3階の展望フロアへ。 
テラスに出た瞬間、思わず「わぁ…」と声が漏れてしまいました。
目の前をさえぎるものは何もありません。どこまでも続く青い海と空が広がる、まさにパノラマビュー!
こちらからの眺望は「景色がきれいだと感じた道の駅」部門で2位に選ばれた(※2018・2019年)、お墨付きの美しさ。 太陽に輝く海を眺めているだけで日頃の疲れが消えていくようです。
室内の展望所からも外の景色を堪能!
夕日のくわしい説明書きも用意されています。
日本海に沈む夕日が水平線を黄金色に染めていく光景は、まさに感動体験です。 日没後の、空の色が刻々と変化する「マジックアワー」も幻想的。
空気が澄んでいる日には、太陽が沈む最後の一瞬に緑色に輝く「グリーンフラッシュ」という珍しい現象も見られるのだとか。
近くには北海道認定第1号の「恋人の聖地」に選ばれた厚田展望台もあり、ロマンチックな時間を過ごすには最高の場所ですね。
景色だけじゃない!厚田の歴史にふれる2階フロア
景色に感動した後は、2階のフロアも覗いてみましょう。 ここは厚田の自然や歴史、文化を紹介する展示スペースになっています。
北石狩エリアの観光拠点として、地域の魅力を深く知ることができます。
かつて厚田はニシン漁や「北前船(きたまえぶね)」の寄港地として、大変な賑わいを見せていたそうです。
当時の活気ある様子を、地元の人形作家・八田美津さんが精巧に再現したジオラマも必見です。 
「昔はこんなにたくさんの船が出て、活気のある港だったんだなぁ」と、美しい景色を育んできた土地の歴史に思いを馳せることができました。
ここでしか味わえない!厚田の絶品グルメ&お土産
お腹が空いたら、1階と2階のグルメフロアへ! 
1階には厚田産そば粉を使ったそば処、2階にはジェラート店やピザ店など魅力的なお店が並びます。
特に気になったのは、2階にある「石狩二三一(いしかりふみいち)」。 
石狩名産のニシンを使った押し寿司が看板メニューのお店です。
脂がのった新鮮なニシンと、独自の製法で味付けしたプチプチ食感の数の子を使った「ニシンと数の子の親子押し寿司」は絶品だそうです!
お土産には、地元で愛される銘菓はいかがですか?
厚田港で穫れる特産のハタハタ(白あん)とシャコ(つぶあん)の形をした、ユニークな最中です。 
旅の記念にはこちら!
ご当地ピンズのガチャガチャです。 厚田限定のデザインもあるので見かけたらぜひ回してみてください。
休日は札幌からすぐの絶景スポット「あいろーど厚田」へ
美しい夕日と日本海の絶景、この土地ならではの歴史とグルメ。 
「道の駅 あいろーど厚田」はただの休憩所ではなく、家族みんなで楽しめる観光スポットでした。 
近くにはキャンプ場や朝市もあり、一日中楽しむ拠点としても最適です。
札幌から1時間のドライブで、素敵な休日を過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか。
【施設名 】あいろーど厚田
【所在地 】北海道石狩市厚田区厚田98番地2
【営業時間】10:00~16:00(時期により変動あり。)
【定休日】年末年始
※2階飲食店テナントおよび道の駅別館ANNEXは、11/1~3/31まで冬季休業。
【駐車場】約200台
※身障者用3台/大型4台/EV充電スポット1台含む