石川県七尾市の能登島にある「のとじま水族館」は、能登半島の豊かな自然を背景に、ジンベイザメやイルカなど、生き物たちとの距離の近さを大切にした魅力的な水族館です。2024年の能登半島地震からの復旧を経て、現在は全エリアでの営業が再開されています。晴れた日には最高の見晴らしを楽しめ、能登のドライブの際はぜひ立ち寄っていただきたいレジャースポットです。
【ジンベエザメ館 青の世界】
日本海側で最大級となる1,600トンの水槽が展示されているジンベエザメ館は、能登じま水族館の目玉の一つ。2024年の震災後、同年10月に展示が再開されたのですが、残念ながら、多くの人に希望を与えていたジンベエザメの「モモ」は、2026年1月25日に死亡が確認されたそうです(涙)。今もなおジンベエザメは不在のままですが、エイなど、南方海域に生息する魚たちが、青く幻想的な大水槽を泳ぐ姿を見ることができます。何となく人懐っこく、幾度となくヒトに寄ってくるような感じもしました。
【ふれあい水槽】
子供たちに大人気のスポットは、このふれあい水槽。ウニ、ナマコ、ヒトデ、カニなど、海の生物たちを実際に触ることができます。大人に人気なのは、ドクターフィッシュと呼ばれるガラ・ルファ。コイ科の小さな淡水魚です。ヒトの古くなった角質を食べる習性があり、特別な水槽に指を入れると、たちまちかわいい子たちが寄ってきます。吸い付かれるような、つつかれるような、何とも言えない感触がクセになりそう⁉︎
こうやって、海の生き物たちがどんな形をして、どんな触り心地で、どんな匂いがするのかを自分の目や肌や鼻で知ることは、何にも代え難い価値ある体験ですね。
*写真がピンボケですみません💦
【お気に入りの魚たち】
水族館を訪れれば、誰でも(一時的に)お気に入りとなる魚たちがいるものでしょう。私のお気に入りは、とぼけ顔の魚たち。上の黄色いのがハコフグ、下のマダラ模様なのがソウシハギです。どちらも、何とも言えない愛嬌のある顔をしています。その愛らしい顔とは裏腹に、体には恐ろしい毒があるとか。特にソウシハギの内臓には、「パリトキシン」という、フグ毒(テトロドトキシン)の数十倍とも言われる非常に強力な猛毒を持っています。絶対に食べてはいけない魚としても有名だそう。何事も、見た目で判断してはいけないと学びました〜。
【アザラシのお食事タイム】
「アザラシ万華鏡」という、まさに万華鏡のような突き出しガラスの水槽では、二頭のゴマアザラシを間近で見ることができます。ヒトを目掛けてクルクルと泳ぎ、いろんな表情を見せてくれるアザラシたちを目にすれば、たちまち虜になります。お食事タイムには、飼育員さんから魚をもらう様子を見ることもできます。短い前足(ヒレ)を使って体を支えたり、器用に振ってくれたり、ちょっとした芸も見せてくれますよ♪
【イワシのビッグウェーブ】
のとじま水族館には、視覚と聴覚で楽しめるプログラムが充実していますが、中でも「イワシのビッグウェーブ」は必見です。約一万匹のイワシの群れが、音楽と光に合わせて一斉に形を変えながら躍動するショーなのですが、互いにぶつかることなく一方向に素早く動く姿は、まるでスポーツ競技のよう。「魚編に弱い」と書くイワシは、その弱さゆえに、身を守るために一丸となって巨大な生き物のように振る舞う本能があるそうですが、まさに大きな生き物がうごめいているような、そんな迫力あるショーでした。
【イルカ・アシカショー】
やはり一番人気は、このイルカ・アシカショー。平日は1日4回、土日祝日は5回催されます。高い身体能力と知能を持つイルカとアシカが、ジャンプや立ち泳ぎ、ボール遊びや輪っかキャッチなど、それぞれの特技を披露してくれます。音楽に合わせて歌う(叫ぶ?)姿が、何とも愛おしい。晴れても雨でも、ぜひ見ていただきたいショーです。
そのほか、ペンギンのお散歩や、マダイの音と光のショー、トンネル水槽、カワウソ水槽、クラゲの光アート、のと海遊回廊、水族館裏側探検などなど、本当に見どころがたくさん!お子さんと、そしてカップルで、まる1日楽しめますよ♪
【のとじま水族館】
住所石川県七尾市能登島曲町 15部40
開館3月20日~11月30日は9:00~17:00(入館は16:30まで)
  12月1日~3月19日は9:00~16:30(入館は16:00まで)
  ※12月29日~31日は休館
入場料一般(高校生以上) 1,890円
   中学生以下 (3歳以上) 510円
  ※団体割引あり