西陣にある岩上神社は、霊石を祀る神社です。
小さな神社ですが、手水舎もしっかりとあり、祠の周りも大切に整えられている印象です。地元の人からは、「岩上さん」として親しまれているとのこと。
元々は二条堀川にあったという岩で、直径1メートル、高さは2メートルほど。後水尾天皇の母・中和門院の屋敷に移された際、岩が子どもに化けてすすり泣くなど、奇怪な現象が起きたのだそう。

そのため、真言宗の僧侶が岩を祀り、岩上寺としたのが始まりです。明治維新で岩上寺が廃寺となった後、織物業の千切屋によって岩上神社に改められました。
岩が子どもに化けたという伝説からでしょうか、現在は授乳や子育てにご利益がある神社とされています。周辺には本隆寺や雨宝院などの寺院もあるので、あわせて立ち寄ってみてください。

岩上神社の場所
京都市上京区大黒町