六波羅蜜寺の北側、この世とあの世の境目といわれる六道の辻の石碑が建つところに、西福寺があります。
西福寺のある住所は轆轤(ろくろ)町。陶芸で使うろくろを表し、清水焼のエリアが近いので関係もありそうですが、髑髏(どくろ)が多く集まった場所という説も。
境内には西福寺の縁起が。空海のほか、嵯峨天皇の皇后・壇林皇后にもゆかりがあります。

お精霊迎えの時期には「六道絵」が公開され、屍の変容を描いたおどろおどろしい「九想図絵」などを、お坊さんの説明を聞きながら見ることができます。
六道と関係しているのか、昔は6つの仏堂があったのだとか。現在は3つ残されており、地蔵堂は空海建立と伝わっています。空海作の地蔵尊も安置されているのだそう。六道珍皇寺・六波羅蜜寺と合わせて、ぜひ拝観したいお寺です。

西福寺の情報
京都市東山区大和大路東入ル轆轤町81