「どうせここ(大分県日田市)に来たのだから、歴史を感じられる観光スポットを探している」
はい、そんな方々に超絶オススメのスポットがありますよ!いくつかありますが、一番はやはり「咸宜園」です。「かんぎえん」と読みます。先日行ってきたので、写真と一緒にご紹介します。
はい、そんな方々に超絶オススメのスポットがありますよ!いくつかありますが、一番はやはり「咸宜園」です。「かんぎえん」と読みます。先日行ってきたので、写真と一緒にご紹介します。
◆「咸宜園」とは
咸宜園とは、1817(文化14)年に大分県の儒学者・広瀬淡窓(ひろせたんそう)が現在の地に開設した私塾です。「咸宜(かんぎ)」とは中国の古文書・『易経』の一節に由来し、「すべてのよきこと」「みなよろしい」を意味しています。独特の指導方法で数々の有能な塾生を輩出したそうです。
幕末期に中津藩内の江戸屋敷で、福沢諭吉が創設した「慶應義塾」(今の慶應大学)と合わせ、「大分の二大私塾」と私は勝手に読んでいます。まあ、私だけですが・・・。
なお、元県知事の広瀬勝貞さんと現職国会議員の広瀬建さんはこの広瀬淡窓の子孫です。
◆徹底した「実力平等主義」で多くの人材を輩出
来る者拒まずのこの私塾は、武士も農民も同じ条件で入学させ、入学後は徹底した実力主義で序列(成績優秀ランキング)をつけて競わせました。入塾者は約5,000人。これは当時の私塾カテゴリーとしては、日本最大級の規模だそうです。
◆広瀬家から読み取れる「ノブレスオブリージュ」の精神
こんなにも大きな私塾を開き、かといって誰も特別扱いせずに学問を教えて・・・と、言わば生徒ら全員を本気で鍛えた訳です。
「ノブレスオブリージュ」という言葉がありますが、私なりに意訳すれば「高貴な身分には、公に尽くすという義務が伴う」でしょうか。広瀬家にはこの精神を感じます。当時の武家として蓄財や商売等で家を発展させることに専念しても良かったはず。しかし広瀬淡窓は武家として、学問を生かして公に尽くすという道を取りました。
維新志士十傑 他幕末の英雄を輩出
注目すべきOBとして、大村益次郎と高野長英がいます。
特に大村益次郎は、明治維新を成し遂げた英雄十傑の一人として認知されており、兵部省(ひょうぶしょう|今の防衛省庁?にあたる)の創設に大きく貢献しました。
彼はこの咸宜園を出た後に緒方洪庵の「適塾」も卒業する訳ですが、時代は大きく動き、その後、九州各地で武士の抵抗・反乱が勃発しました(佐賀の乱や西南戦争など)。
特権や毎月の給料を廃止された武士階級が、明治政府の方針に不満が爆発したのです。もし大村が兵部省の機構と人材を早めに固めなければ、西南戦争は戊辰戦争以上の長期内戦になり、外国列強の介入を生んだかもしれません。明治初期の日本軍の兵隊は、一部に元武士もいましたが、基本的に平民出身が多数派です。平民として戦闘のプロである武士を鎮圧し、その武士の神様とまで呼ばれた西郷隆盛も倒したのです。そういう意味で、彼の功績は相当に大きいです。
徹底した実力主義「月旦評」
毎月行われる試験の結果や日々の学習態度が厳格に評価され、「月旦評(げったんひょう)」という成績表で階級が決まりました。どんなに高い身分の出身であっても、成果を出さなければ昇級できない徹底した実力主義でした。
聞こえはいいですが、生徒からしたら「エグス」ですね(笑)毎月のようにこんな番付表を張り出されたら、たまりませんよ(笑)
◆施設情報(主に公式情報から抜粋)
【施設名称】咸宜園(かんぎえん)
【住所】
〒877-0012大分県日田市淡窓2丁目2番18号
【連絡】
TEL:0973-22-0268
FAX:0973-22-0268
【開館時間】
AM9:00~PM17:00
(入館時間は16:30まで)
【休館日】
毎週水曜日
※水曜日が祝日の場合はその翌日休館
※毎年12/29~1/3は基本的に休館
【入館料】
無料
※研修室優先利用の場合有料
→詳細は公式情報をチェック
【駐車場】
道を挟んで南側にある「麻生小児科」隣に「咸宜園駐車場あり」
※少し歩くと北側には市営駐車場もあり。但し、周辺の観光客も駐車するので混雑が予想される。
※近くの「岩男病院」等医療機関の駐車場は専用駐車場ではありません。
【施設名称】咸宜園(かんぎえん)
【住所】
〒877-0012大分県日田市淡窓2丁目2番18号
【連絡】
TEL:0973-22-0268
FAX:0973-22-0268
【開館時間】
AM9:00~PM17:00
(入館時間は16:30まで)
【休館日】
毎週水曜日
※水曜日が祝日の場合はその翌日休館
※毎年12/29~1/3は基本的に休館
【入館料】
無料
※研修室優先利用の場合有料
→詳細は公式情報をチェック
【駐車場】
道を挟んで南側にある「麻生小児科」隣に「咸宜園駐車場あり」
※少し歩くと北側には市営駐車場もあり。但し、周辺の観光客も駐車するので混雑が予想される。
※近くの「岩男病院」等医療機関の駐車場は専用駐車場ではありません。












