札幌の観光名所として思い浮かぶ、白い壁と赤い屋根の洋館「札幌市時計台(旧札幌農学校演武場)」。

時計台の美しい姿を誰でも簡単に「ベストショット」で収めることができるよう、敷地内には「撮影台」が用意されています。

実は「日本三大がっかり名所」の一つとしても知られている
札幌市時計台ですが、その理由は、「ビル街の中に佇む姿が、想像以上に小さかった」というもの。

周りのビルに比べれば小さく見えますが、立派な国の重要文化財です。
「ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ、大志を抱け)」の言葉で有名なクラーク博士の提言により、札幌農学校の兵式訓練や入学式・卒業式などを行う中央講堂として、1878年(明治11年)に建設されました。

訪れた日は夏日でしたが、暑さに負けず館内を見学する人や、道路を挟んだ正面からスマートフォンやカメラを向ける人で賑わっていました。
観覧料は大人350円。館内には海外からの観光客向けに、多言語のパンフレットも用意されています。

まず1階は、歴史を学べる資料館として整備されていました。

VTRによる解説スペースや、時計台にまつわる資料を収めた図書スペース、札幌農学校時代を現した全景模型なども展示されています。
時計台の修復で取り替えられた古い木材など、実物の展示。
時計台や札幌の歴史、 札幌市内の文化財、北海道の文化財建造物を紹介するコーナーもあります。
こちらでは「文学と歌に表れた時計台」として多角的に紹介されています。
館内に入ってすぐ横には、時計台がデザインされた缶のお菓子や、北海道ならではのキーホルダーやマグネットなどご当地グッズがぎっしりと並ぶお土産ショップがありました。

こぢんまりとした空間とレトロな佇まいには、なんとも言えない不思議な雰囲気があります。
階段をあがって2階の様子。

たくさんのベンチがおかれ、天井から吊り下げられたレトロなペンダントライトが淡いグリーンの壁を照らしています。

こちらのホールは、札幌農学校卒業生として初めて博士号を授与された佐藤昌介、南鷹次郎、宮部金吾の「学位授与祝賀会の時の講堂の情景」が再現されているそうです。

夜間は音楽会や結婚式などのイベント会場として貸し出されているとのこと。
気になる方は
<公式ホームページ>https://sapporoshi-tokeidai.jp/ 
で確認してください。
札幌市時計台は、現在も現役で稼働している日本最古の時計台です。
こちらには、実物と同じ仕組みで同じアメリカ「E・ハワード社」製の姉妹機が展示されています。
間近で見ると大きくて迫力があります。
2階には、クラーク博士の像の横に腰掛けて記念撮影ができるベンチがあって、旅行者にもとても人気です。

等身大のクラーク博士の像は、彼が教頭として着任した50歳頃の姿を、当時の写真や資料を基に作られたそうです。
今回は、ビル街の真ん中にいながら、時を超えたノスタルジックな雰囲気を味わうことができました。

……が、館内にはエアコンがなく、今のところあるのは扇風機のみで、真夏の観光には少々暑かった…

そんなときに、朗報です。

じっくり見学したあとは、ぜひ、建物東側の出口正面にある「さっぽろ時計台 北のブランドショップ」へ。

下の写真の「のぼり」が見えますか?
「白い恋人ソフトクリーム」の文字が見えましたか

……

涼を求めて、直行です。

札幌市時計台
<公式ホームページ>https://sapporoshi-tokeidai.jp/