平日の朝9時すぎ、高岡市にある「自家焙煎珈琲店 らんぶる」へ立ち寄りました。開店直後の時間帯でしたが、すでに数人のお客さんが静かに過ごしていて、地域に根付いたお店であることが感じられました。

らんぶるは1972年(昭和47年)創業の喫茶店で、高岡では長年親しまれてきた存在です。店内は昔ながらの喫茶店らしい落ち着いた雰囲気で、席の間隔も広く、ひとりでも気兼ねなく過ごせる空間が印象的でした。

アニメ『ゆるゆり』のモデルとなったお店としても知られており、作品のファンの方々が「聖地巡礼」で訪れることもあるそうです。
和の甘さを楽しめるトーストと珈琲
今回いただいたのは、黒蜜がかかった「きなこトースト」と珈琲のセット。
トーストは厚めでふんわりとしていて、ほどよく染み込んだバターに、香ばしいきなこと黒蜜がよく合います。甘さが控えめで朝にも食べやすく、最後まで飽きずにいただけました。
珈琲は濃すぎず、軽すぎないちょうどよい飲み口で、すっきりとした後味。落ち着いた空間で飲む一杯は、特別なものではなくとも、心がゆるむような気がします。次回は本を持って、もう少しゆっくり過ごしてみたいと思いました。
次回はプリンを
店内のメニューには、完全手作りのプリンもあるとのことで、次に訪れるときはぜひそちらを試してみたいと思います。

派手さはありませんが、静かに時間が流れるような、そんな朝のひとときにぴったりの喫茶店でした。
自家焙煎珈琲店 らんぶる
住所 富山県高岡市駅南3-1-5
営業時間 9:00〜18:00
休み 第1・第3 日曜日
電話 0766-24-1751
駐車場 有
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