佐賀市大和町との境近くの、小城町・清水の滝エリア。ぐるっと坂をあがり辿り着く山間のこの地域は、何だか少しノスタルジックな雰囲気。訪れたのはお盆明けの日曜日だったので、帰省のタイミングで鯉料理を味わいに来る方々を多く見ました。

夏になるといつも、子どもたちと訪れます。鯉料理…も気になるものの、子どもにはまだ早いかな?とそちらは未開拓。でも食用に育てられている生け簀をのぞくのは恒例。

生臭さが残りやすい体内の環境を変えるため、餌を抜いて冷たくて綺麗な清流にさらして1~2ヶ月ほど経つと、臭みのない、ぷりぷりとした身に仕上がるのだとか。このまま清水観音の敷地を通っても滝まで行けますが、少し道が険しいので別の道から。

頭上で布がはためく、カラフルな「虹色街道」を通ります。これはどんな意味があるんだろう?

川をのぞくと、なんとヘビが近くの岩で休んでいる姿も見られました。途中で水に入ったのか巻きこまれたのか姿を消しましたが、その後、どうなったんだろう…カニや、カラスアゲハも見られました。やっぱり山の中で見る生き物ってイキイキして見える。水も綺麗で、音だけでも涼しい♪

全国名水百選の1つでもある清水側の上流にある「清水の滝」。高さは約75m。別名、「珠簾(たますだれ)の滝」とも呼ばれているそうな。

鯉の飼育にも使われている、冷たくてきれいな水。ミスト状の水しぶきを浴びていると気持ち良い~!でも次第に、しっとりと濡れてくる…拝んで、ほどほどにUターンしましたが、短い時間でもとても清涼感がありました♪

そしてこちらも、毎年楽しみにしている「カルピス風鈴」。アサヒ飲料と小城市のコラボが実現してから毎年、このような夏景色を楽しめます。

涼し気な透明の風鈴と、奥の滝の音のコーラス。青々とした緑をバックに揺れる姿は、癒やし効果抜群です。9月頃まで飾られています。今年も見られてよかった!