今年の祇園祭でめぐった山鉾の続きです。

今回は、放下鉾。室町時代以降に現れたという、僧の姿をした大道芸人を放下僧と呼んだそうで、その放下僧を祀っているのが放下鉾です。かつては生稚児を乗せる鉾でしたが、現在は稚児人形が乗って巡行します。
鉾頭は下界を照らす日・月・星の3光がかたどられ、砂が丘状に盛り上がった州浜に似ていることから「すはま鉾」とも呼ばれているそうです。
また、ミッキーの顔をひっくり返したようにも見えることから、逆さミッキーの名前でも親しまれています。確かに現代的なデザインにも見えて、可愛らしいですよね。
今年の京都検定の問題にもなった放下鉾。実際に見ることができてよかったです。

放下鉾保存会の情報
京都市中京区小結棚町432