福島といえば東日本大震災で起きた原発事故を思い浮かべる人も多いですよね。
「コミュタン福島」はあの日から福島がどう歩んできたか、放射線とは何なのか、環境を守ることはなぜ大事なのか、そんなことが学べる施設です。


正面の数字は「2011年3月11日14時46分からの経過時間」だそう。
あの日からすでにこれだけの時間を福島が歩んできたことがわかりますね。
また後ろのドームは環境創造シアターといって、中に入ると全方位に福島の映像が映し出されます。
福島の景色の中に浮いているような感覚になる、迫力満点の映像の世界でした!
ちなみに国立科学博物館とここにしかない設備なんだとか。まさかここでそんな貴重な体験ができるとは思ってもみませんでした。

ここでは原子力ではない再生可能エネルギーをどんなふうに作るのか体験できるエリアです。
なんと子どもたちがさわっているこれ、砂場なんです!
砂を掘れば水が出て水力発電ができ、砂の山を作れば地熱発電ができ、山の斜面に風車が出てきて風力発電ができる!
砂の高低差と映像が連動している仕組みのようですね。
そうしてエネルギーを集めると…

こちらの壁面に映し出される町にエネルギーが運ばれるんですね。
子どもたちは遊びながら学べてしまうというわけです♪
こちらも地元の小学生が学校行事で学びに来ているようで、
子どものころから環境について学べる場があるというのはとても素敵ですよね!