お米の高騰が続いていますね。

米不足に対応するためでしょうか。今年は例年より早く、田植えの済んだ田んぼがちらほら見られます。
田んぼに水を張って耕すことを「代搔き」と言います。
茨城県では、例年ゴールデンウイークごろに田植えをするのが一般的。代掻きもゴールデンウイーク付近で、一気に行います。
会社が長期休みに入るので、人手も確保しやすいですからね。(農家の高齢化は深刻です)

ですが、今年はこの代搔きが2週間ほど早め。田植えが済んだ田んぼもちらほら見えます。
代搔きが済んだ田んぼは、水をたたえてきれいです。
カエルも、今年は例年より早く鳴き始めたような。(ゲコゲコ賑やかですよ)
数年前までは、お米が本当に安くて、こんな価格で米農家はやっていけるんだろうか?と思っていました。
実際、あちこちの田んぼに抗議のノボリが立っていたこともあります。

上の写真のように耕作を放棄して土地が荒れてしまうと、再びお米が作れるようになるまで何年もかかるそう。
維持管理するのは大変ですが、荒れるのは一瞬です。
農業は、生き物を扱う仕事。
手間も時間も費用もかかる分野なんです。(私の両親は野菜農家なのでよく分かります)

米不足を受けて、早めに作付けを始めてくれた農家さんに感謝です。

今年も良いお米ができますように。
そして、農家さんの努力が報われますように。