日本書紀には、神武天皇が大和平定のため夢に見た天神のお告げに従い、丹生の川上に天神を祀ったという記述があるそうです。その地とされている奈良県東吉野村の丹生川上には、「神武天皇聖蹟丹生川上顕彰碑」が建っています。

付近には、大きなご神木「木霊杉(こだますぎ)」がありました。

木の幹に空洞があって、胎内に入ってパワーをいただけるようになっています。

内側から見上げたところ。迫力がありました。

木の胎内に包まれている私を、後ろから友人が撮ってくれました。とても大きな木なのがわかると思います。

水辺にも寄りました。神武天皇は厳瓮(いつべ=御神酒を入れる器)を川に沈め、魚がみな寄って浮き流れるようならこの国を平定するだろうと占ったそうです。魚はその通りになり、神武天皇は大和を平定したのだとか。
神武天皇聖蹟丹生川上顕彰碑の情報奈良県吉野郡東吉野村小
吉野周辺は古代の史跡が多く、神秘的で楽しめました。車がないと不便な場所ではありますが、ぜひ訪れてみてください。