香川県の琴平町、金毘羅宮(こんぴらさん)の名物として知られる『灸まん』。
金毘羅参りのお土産の定番品です。
お手頃な6個(¥648-)を購入しました。
その名が示す通り、お灸のもぐさの形をした可愛らしいお饅頭。
香ばしい薄皮の中に、たっぷりの白餡(黄味餡)が詰まっています。
ほんのり感じる卵の風味と優しい甘さが印象的で、懐かしく癒される味です。
素朴ながらも、素材の上質さを感じます。
そのルーツは、江戸時代に遡ります。

『麻田屋平八』という旅宿が客にサービスですえていたお灸。
小金井小次郎というハンサムな親分が宿泊した際、女中が柔らかいお灸をすえたところ、親分はそれを「甘めえお灸だわあ」と言ったとか。

時を経て、6代目が旅宿から茶店へと転業、同時に屋号を『石段屋』と改めます。
その際にお灸の形をしたお饅頭を作り始め、「灸の形をした甘いお饅頭で旅疲れを癒してほしい」という思いのもと現在の『灸まん』が誕生しました。
現在は『灸まん本舗 石段や』(株式会社 こんぴら堂)として、灸まんをはじめとする香川・琴平の名産品を販売し、喫茶も営業しています。

琴平で最も歴史のある銘菓『灸まん』。
石段やではもちろん、各所土産店でも販売されています。
金毘羅参りで疲れた体を癒してくれること間違いなしです。