そろそろ閉幕から1年が経つ大阪・関西万博。
「アフター万博」といわれるイベントが今も全国各地で行われていて、思ったよりも万博ロスにならずに過ごしている人も多いかと思います。

さて、時は昨年にさかのぼり、大阪・関西万博閉幕日前日の10月12日。
この日は西ゲート9時入場予約を取っており、西ゲートから入場する最後の日でした。

入場前に決まっていた予定は、いのち動的平衡館でのプロデューサーによるガイドイベントと「ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』」で行われる大起水産の大坂箱寿司体験の二つのみ。
普通に予定をこなすだけであれば、西ゲート9時到着でも余裕があるくらいでした。

ただ、一つやりたいことが残っていました。
それは「西ゲートで1番目に入場すること」です。
東ゲートでは成功したので、西ゲートでも達成したいと思ったのです。
明らかにおかしいことをしようとしていたという自覚はあります。

西ゲートの一般入場者が使用できる入場レーンは13程度だったので、なかなか厳しい目標となります。

当時の状況を振り返ると、万博の閉幕が近づくにつれ、来場者数も増加傾向にありました。
10月になってから西ゲートの開門時間が6:45から5:00へと早まり、それまで有効だった「中央線始発のコスモスクエア駅からタクシー利用」という方法では、もはやモンハンなどの最難関パビリオンの予約は難しくなってしまいました。

では、早く入場するためにはどうするか?
9月までと同様、開門時間前にタクシーで西ゲート付近まで行き、入場待ちをする必要があると判断しました。

次に、どこからタクシーを利用するか?
費用の問題があるため、目的地の夢洲第2交通ターミナルから7kmほど離れた大阪港駅から4:30に乗車することに決めました。
タクシーなら15分ほどで到着できる見込みでした。
(一部時間を除き、西ゲートへは徒歩で向かうことはできませんでした)

一人だけでは費用がかかるため、万博のコミュニティで自らタクシー相乗りの募集をすることにしました。
ありがたいことに、前日までに定員の4名を満たすことができました。
その中には再び相乗りで一緒になる人もいて、うれしかったのを覚えています。

当日は夜中3時前に家を出たかと思います。レンタサイクルに1時間以上乗るのは少ししんどかったです。
誰も起床試験に失敗することなく、時間までに待ち合わせ場所に集まってホッとしました。
(寝坊によってタクシーの相乗りができなくなったグループもあったとか)
タクシーに乗車後、夢洲付近で待ち時間が発生します。当然、タクシー料金も時間経過で加算されます。
上の写真は10月5日の西ゲートの開門待ちの様子です。
この日は前方に50台ほどのタクシーが並んでいたようです。
なお、10月12日はさらにタクシー列が長くなっており、開門待ちのタクシーが100台以上前方に並んでいたとのことです!

待ち時間には、これからの打ち合わせや万博の話をしながら過ごしました。

5時のゲート開門後に車列が動き出し、5:15にタクシー降車場へと到着しました。
費用は8,000円程度で、これまでで一番高い金額となりました。
それでも4人で割ると一人当たり1,600円ほど。思っていたより安く済みました。

また、タクシーの場合はチームで協力できるので、そのメリットを最大限に活用することにしました。
具体的には、待機列最後尾まで最速で行けるよう、場所取りに必要なもの以外は同乗者に預けたりなどです。

ただ、夢洲第2交通ターミナルのタクシー降車場から待機列最後尾までの距離は短いため、ここまでやる必要はなかったと思います。
待機列は前回来た10月9日よりも長くなっていました。
前方には300人近く並んでいたと思います。
すぐ後ろで知り合いがいたことに驚きました!

右前方に見える大屋根リングからも分かる通り、西ゲートからはかなり離れています。

6:30くらいから西ゲート付近までの移動が開始となりました。
ここから1km程度歩くことになります。
この移動で多少追い越されても問題はありません。
移動前には後ろに1,000人以上並んでいたかと思います。
当日の写真がないため、10月9日の写真となります。
西ゲート付近まで移動すると、しばらく待機となります。
タクシーで相乗りした人とは離れ離れになってしまいました。

近くを見ると、以前タクシーで相乗りした方の姿もありました。
愛知から来た方で、この時間帯に数回来ているようです!

上の写真から分かる通り、待ち列の真ん中に待機していますが、この位置取りが後々重要になります。

7:50くらいに前方の柵が外され、移動が始まります。
東ゲートとは違い、西ゲートでは移動の際に追い越しが当然のように行われていました。
残念ながら、東ゲートに比べると列の流れがかなり荒く、特に列の左側に行くほど割り込みも厳しくなる傾向がありました。一番左側にいた時は柵にぶつかって倒れる人も見ました…。
最初のほうは理不尽に感じましたが、そういうルールのゲームだと折り合いをつけることにしました。

入場レーン前まで左右に曲がったりしながら進んでいきます。
しばらく進むと、左折と直進に列が分かれます。
また、直進した場合は再度左折と直進の分岐があります。
(安全性やパビリオンの当日予約を優先する場合、直進→直進が適切なはずです)

有識者の情報を参考に、以下の4点を心がけて動きました。
・できるだけ真ん中を進み、前方に隙間ができたら自然に入る(無理な割り込みはしない)
・最初の分岐では左を選択し、左折と直進で人が少なくなるところを目がけて進む
・左折してから少し進むと右側にある入場レーン前方にも進めるようになるため、右側の空いているところまで移動
・入場レーン中央にあるパーテーションの赤いベルトの正面に立ち、そのまま直進

その結果、最前列で入場レーン中央に行くことができました!
電車の乗り換えで隙間をうまく抜ける練習をした甲斐がありました(笑)

1つの入場レーンにつき、手荷物検査は左右に1ヶ所ずつあります。
スムーズに進められるよう、飲み物のボトルを半透明の袋にまとめました。

開場5分前くらいに手荷物検査が始まります。
問題なく通過し、開場時間である8:50に目的である西ゲート1番入場を果たすことができました!

目標を達成した喜びを感じながら、心の中でガッツポーズをしていました。

閉幕日が近いこともあって、会場内は西ゲートから比較的近いイタリア館などへせわしなく移動する人が多かったです。
私は、ゆっくりベルギーパビリオンのレストラン「Revive」へ向かうことにしました。
こちらのレストランは美味しいとの評判があったためです。

レストランへ向かう途中、普段は見かけない「世界のミャクミャク展/ミャクミャクとのグリーティング」の当日予約を取りました。
内容は謎ですが、どうやらミャクミャクに会えるようです。

レストランのオープンまで少し時間があったので、レストランの入り口前で待っていたところ、万博で知り合った人に声をかけられました。どうやらベルギーパビリオンのレストランで食事をするつもりだったようです。
せっかくなので、相席して3人でレストランへ入ることにしました。

メニューは何も分からなかったので、同行者に全てお任せました。
話をしながら待っているとビールが到着しました。
こちらはフルーツビールの「リーフマンス」。
ベリー系の甘さが感じられて、ビールが苦手な人も楽しめるように思いました。
今まで飲んだことのないビールで美味しかったです!
「ムール貝のクリーム煮(白ワイン・クリーム仕立て)」。
ハーフサイズでもかなりボリュームがあり、スープまで含めてとても美味しかったです。
こちらは「ビーフシチュー」。
お肉がとても柔らかく、こちらも絶品でした✨
いくつかの料理にはこちらの「ベルギー産フライドポテト」も付いてきました(ポテトがあまり見えなくてすみません…)。
一度食べたら手が止まらなくなります。
同行者からの情報がなかったらポテトを単品で注文するところでした…。
デザートの「ブリュッセルワッフル」。
ワッフルがサクサクで、幸せな気持ちになりました。
最後に、「ビスコフ・ティラミス」。
絶妙な甘さで私好みの味でした。
急いでいたので、ゆっくり食べられなかったのは残念…。
他にサラダなども食べましたが、どのメニューも美味しくて、誰にでもおすすめできるレストランのように感じました。
3人でシェアしながら食べたので、いろいろな料理を楽しめました。
タクシー料金以上の出費でしたが、行って良かったです。
朝一番にレストランへ行くという貴重な経験もできました。
万博ではよくあることでしたが、偶然の出会いに感謝です!

ちなみに、こちらのレストランを運営したチームが手がけた「Belgian Pub Antwerp Six」というお店が大阪にあるようです。
機会があればぜひ行ってみたいです!

この後はプロデューサーイベントがあったため、急いでいのちの動的平衡館へ向かいました。

続きは後編の記事でご紹介します。