南越前町河野で獲れたタコを使った、こだわりのたこ焼きが味わえる「すぎたこ」。キッチンカーで営業するこちらのお店は、漁師のご主人と、たこ焼きを焼く奥様のご夫婦で切り盛りしています。
ご夫婦は関西から南越前町へ移住。もともとキッチンカーを始めたいと考えていたところ、奥様が病気になり、胃を摘出する手術を受けることに。闘病生活を経て、ようやく1年越しでキッチンカーを完成させ、たこ焼き屋さんとしてのスタートを切りました。その後も治療は続き、現在も抗がん剤治療を受けながら、奥様はキッチンカーに立ってたこ焼きを焼いています。
そんな「すぎたこ」で提供されているのは、定番のたこ焼きだけではありません。その時期ならではの期間限定メニューなど、さまざまな味が登場するのも楽しみのひとつです。
今回いただいたのは、もともと期間限定だったものが好評で定番メニューになったという「ねぎ塩昆布たこ焼き」。香ばしく焼かれた外側に対して、中はふんわりやわらかな食感です。さらに目を引くのが、大きくカットされたタコ。噛むほどにタコの旨みが感じられます。

そこにたっぷりのねぎと塩昆布が加わることで、塩気と旨みが重なり、たこ焼きのおいしさをさらに引き立てています。

特に印象的なのは、南越前町で獲れたタコを使っていること。地元で獲れた食材を、関西出身の奥様がたこ焼きという馴染みのある料理に仕立てています。
お義父さんお手製「すぎたこオリジナル看板」やお友達がプレゼントしてくれた提灯や、看板など、愛に溢れているキッチンカー。ご主人が海でタコを獲り、奥様がキッチンカーでたこ焼きにする。南越前町の海と、関西の食文化が一つになった「すぎたこ」ならではのたこ焼きです。
キッチンカーはイベントのときは移動しますが、固定で営業しているのは、ファミリーマート+ハーツ 河野北前船主通り店。海のそばで、とても景色が良いコンビニでした。店内のイートインスペースでたこ焼きを食べてもOK!憩いの場にもなっていました。