【記事を読まれる前に】
山梨県富士北麓地域ではオーバーツーリズムによる住民生活への影響が課題となっています。

ゴミを路上に捨てない等の行楽マナー徹底、ピークを避けた来訪などを通じて、地域の方の暮らし、そして貴重な自然・文化を守っていきましょう!

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山梨が誇るロックバンド・フジファブリック。
『若者のすべて』をはじめ、多くの名曲を世に送り出してきました。そんなフジファブリックは、バンド結成時メンバーの多くがここ山梨県富士吉田市の出身。
中でも、バンドの中心メンバーであり、2009年に29歳の若さでこの世を去った志村正彦さんの地元が、この富士吉田市下吉田地区です。

この下吉田地区では、そんなフジファブリックの世界を肌で感じることができます。
大月駅から富士急行線に乗ること40〜50分。下吉田の駅に降り立つと、ホームにはこのようなパネルが。
列車が接近する際に流れるメロディーも上下線ともに、フジファブリックの曲となっています。

さらに、下吉田駅は駅構内そのものがまるで鉄道公園のよう。歴史ある車両が多く留置されています。

近年では、新倉(あらくら)富士浅間神社の最寄り駅として、特に外国人観光客の方が多く足を運んでいます。私自身も、外国人の団体の方に圧倒されつつ、駅の外へ。
しかしいやいや、下吉田は日本人にとっても目いっぱい楽しめるスポットなんですよー!

そして、その新倉富士浅間神社のある新倉山(あらくらやま)浅間公園は、フジファブリックの楽曲『浮雲』の歌詞に登場する丘のモデルだと言われているようです。

というわけで、そんな新倉山浅間公園についてご紹介します!
神社までは徒歩圏内!途中、お土産屋さんなどがある小道を通ります。このように立て看板が設置されているので、道に迷う心配はありません!
新倉山浅間公園は、小高い丘のようになっていて、由緒正しい参道の階段を抜けると、まず新倉富士浅間神社に辿り着きます。
神社で参拝。しかしここでは終わりません。

神社からさらに続く道路もしくは階段(段数なんと398段)を抜けた先には、忠霊塔(五重塔)のある広場が。
山の中腹に位置する忠霊塔は、日清・日露・第一次世界大戦および太平洋戦争で戦没された富士吉田市民の方を慰霊するために、1962年に建てられました。
忠霊塔越しに見る富士山と麓の街並みは本当に圧巻です。
私が直近で訪れた際の写真がこちら。富士山は雲の中でした涙(本来は写真内、忠霊塔の左側に見えます。)

冬の午前中などは、澄んだ空気で山並みを綺麗に望める確率が上がるので、寒さ対策をしっかりとし、足を運んでみるのも良いかもしれません!

(忠霊塔まで登ると、少し足は疲れますが良い運動になりますよ!)

街全体を見渡すことのできるその景色から、フジファブリックの歌詞に「いつもの丘」として登場するのも納得です。

市営の駐車場もあるので、もちろん車で訪れることもできますよ!(⚠️土休日や、桜のシーズンなどは混雑しやすいです。ピークを避けた来訪にご協力ください。)

フジファブリックの原点を感じられる富士吉田市下吉田。
公園内や駅はもちろんのこと、町全体にゆったりとした空気が流れる素敵な場所です。フジファブリック好きな方はもちろんのこと、多くの方が楽しめる魅力が詰まっています。
そして富士北麓エリアは、下吉田以外にも霊峰富士山を中心に、登山道の入口の地に長い歴史を持つ北口本宮冨士浅間神社、富士五胡の各湖、忍野八海、鳴沢氷穴など、名所づくし!

「吉田のうどん」や「ほうとう」など、郷土料理を提供している飲食店も多数あり、グルメ好きな方も楽しめちゃいます!
毎年8月26日、27日には「吉田の火祭り」という、富士山の鎮火を祈願する大きなお祭りが開催されます。

首都圏・中京圏等からアクセスしやすい、でもちょっと非日常が味わえる、そんな富士北麓を多くの皆さんに堪能してもらえたら嬉しいです。

次のお休み、下吉田・富士北麓で、癒しのひとときはいかがでしょうか?
日帰りはもちろんのこと、泊まってじっくり観光もおすすめです。