京都七福神巡りのひとつで、「福禄寿」を祀る寺院、京都市左京区にある「赤山禅院」は、平安時代、比叡山延暦寺の別院として創建された歴史を持ち、都の表鬼門を守護する寺として信仰を集めてきました。
境内には赤山明神を象徴する独特の建築が点在し、森に包まれた静けさの中で、古来の気配が今も息づいています。
参道を進むと、赤山禅院の象徴ともいえる「福禄寿殿」が姿を見せます。長い頭を持つ福禄寿像は、健康長寿・家内安全のご利益で知られ、七福神巡りの中でも特に人気の高いスポットです。御朱印を求める参拝者や、家族連れでゆっくりと巡る人々の姿が多く見られ、京都の新春風物詩として定着しています。
境内には、火防の神として信仰される「猿田彦神」を祀る社や、赤山禅院の名物である「八千枚大護摩供」の舞台となる護摩堂があり、地域の祭事や祈祷が今も大切に受け継がれています。秋には紅葉が境内を彩り、参拝者は静寂の中で季節の移ろいを感じながら歩みを進めます。

私が訪れたのは、梅雨明けの暑い時期。住宅街を抜けた先にあるので、無理をせずにタクシーで向かいました。
赤山禅院は観光地としての賑わいだけでなく、地元住民にとっては日常の祈りの場として親しまれています。森の中にひっそりと佇むこの寺は、京都らしい「静けさの中の信仰」を体感できる特別な場所であり、七福神巡りの旅に深い余韻を与える一社となっています。
暑い日でしたが、とても気持ちのいいお参りでした。
七か所巡るとスッキリとした気持ちになります。全部埋まった色紙を見て達成感も感じます。
七福神巡りは自分の行きやすいように、どこから回ってもいいと思いますが、御朱印の色紙を集める場合は、場所によって色紙のデザインや金額が異なるため、こだわる方は事前に調べていった方がよさそうです。
私はこちらが最後でコンプリートでしたが、最後にせっかくだからと「満願祈念」の文字と日付を色紙の後ろに入れてくれ、いい思い出になりました。